健康状態などで変わるアミノ酸の必要量

アミノ酸からアミノ酸を作り出している、体内の仕組みの限界の一つが、必須アミノ酸に関しているものですが、もう一つの限界というのは、体が病気や運動のために、特別に行われるアミノ酸への要求度が高くなった場合への対応能力なんです。

 

人間の身体は、必須アミノ酸を別のアミノ酸より作り出して供給していこうとするのですが、それが追いつかなくなってしまうと困ったことになってしまいます。

 

例えば、体に大きなやけどを負ってしまった場合には、そのケガをした部分を修復するための細胞分裂には、グルタミンが使われます。もしも、体内でグルタミンの供給が不十分になってしまうと、ケガの治りが遅くなってしまうことになるのです。
このような時には、グルタミンを積極的に摂っていくようにすると、ケガ治りが早まることが知られています。

 

良く口にする「必須アミノ酸」という言い方は、栄養学的に定義された言葉です。私たちの身体を構成する20種類以上のアミノ酸の全てが、私たちが生きていく上での必要なアミノ酸と言えますので、これらのアミノ酸は全て私たちにとって必須アミノ酸と言えるのです。また、平常な状態の時とそうでない時に、それぞれのアミノ酸、特有の機能に重視して、自分の身体の健康状態を変えたというような場合には、アミノ酸に対する必要性はもちろんのこと、従来の栄養学的な定義を超えた基準で考えなければいけませんね。