ダイエットには基礎代謝を上げることが大切です

人間の体は、運動をしていない平常な時でも、身体の中ではエネルギーを消費しています。この働きが基礎代謝と言われています。つまり、夜眠っている時でも、エネルギー、つまり1日に摂った摂取カロリーを消費してくれる働きをしてくれるので、ダイエットにはとてもありがたいものですね。この基礎代謝の働きは、体の中で休みなく行われています。この基礎代謝の量が、それぞれ個人差によって変わりますので、肥満になりやすいか、または肥満になりにくいかと、大きく左右されることも事実です。
たいして運動もしていなかったり、意識的に食事制限などをしていることもないのに、痩せている人も多くいらっしゃいますが、このタイプの人の基礎代謝量が多いので、それだけ消費してくれる力も大きく、太りにくいと言えるのです。逆に、基礎代謝量が少ないという人は、基礎代謝量が多い人と全く同じものを摂取食しても、その基礎代謝の量の違いの分だけ多く食べたことになってしまいます。ですから、基礎代謝量が多い人に比べて、太りやすいと言えるのです。

 

しかし、無理な食事制限などで過激なダイエットをして、飢餓状態が続いてしまうと、基礎代謝量はますます落ちると言われていますから困ったものです。この基礎代謝量には遺伝的な要因も関わっているとも言われています。代々伝わる遺伝的な部分についてはどうしようもないのですが、食べ物などの栄養を通して、基礎代謝量の低い人でも、基礎代謝量を高くしていく体づくりを目指すことは可能なのです。

 

それは、エネルギー消費の高い筋肉作りをすればよいのです。

 

基礎代謝の活性化には、血液の循環も関係しています。アルギニンには血管拡張作用があり、これは体の基礎代謝量を上げるためにも有効的だと考えられています。ダイエットを志向している健康食品で、アルギニンが用いられている理由の一つには、血流改善によった基礎代謝量のアップと考えられています。しかし、ダイエットに対するアルギニンの有効性については、人間を対象としたデーターが不足しているのが現状なので、はっきりとしたものではないようです。

 

筋肉作りにアミノ酸

体の筋肉作りに重要になる成分は、20種類のアミノ酸全てが必要だと言われています。なぜなら、筋肉の主成分はタンパク質だからなのです。

 

運動をしている時には、筋肉の中のタンパク質は、分解する働きをします。逆に運動をした後は、筋肉のタンパク質を増やす働きをします。筋肉中のタンパク質は、血液中のアミノ酸を使って作られるので、運動した後にアミノ酸の供給が不十分だと筋肉の修復や発達などに影響が出るのです。ですから、引き締まった筋肉を作るためには、十分なタンパク質やアミノ酸などを摂る必要と、運動などが欠かせなくなるのです。その中でも、筋肉中で特に豊富なグルタミンと、分岐鎖アミノ酸(ロイシン、イソロイシン、バリン)は、運動によって消費されやすいアミノ酸と言われていますので、不足しないようにに注意するべきなのです。また、無理のない、効率的な筋肉作りのためには、運動した後に、十分な休息を取ることも大切なことです。

 

あまり好ましくないのは、「食べない」ダイエットをすることです。これは、筋肉量を減らしてしまい、逆に太りやすい体質を作ってしまいます。筋肉を引き締めて、基礎代謝を高めることを目標にし、脂肪の燃焼を高める体質に変えていくことこそが、リバウンドしにくい、健康的なダイエットの基本と言えるのです。